- 158 -劇連絡協議会事務局長。2019年9月2日逝去。享年75歳。1987年、教職にあって、県立武庫工業高等学校で人形劇を始める。94年、阪神人形劇連絡協議会発足と共に事務局長に就き、2019年まで務める。就任の年、尼崎市で「第1回人形劇フェスタ阪神」を開催し、その後、開催地を伊丹、宝塚、西宮、芦屋、川西まで広げ、後に兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアターに定着させる。更には参加を京都、滋賀にも拡げ、出演者が運営する形を作った。この間、04年に教職を退くと同時に神戸大学大学院で人形劇活動について実践的に研究。また神戸大学の「のびやかスペースあーち」で、阪神間の人形劇グループの公演を実施。08年には西宮中央商店街の一角に戎座人形芝居館を開館。12年閉館まで館長を務める。脚本：『四斗樽の用水』。著書：『子から親へ 親から子へ』§南出昇一（みなみで・しょういち）人形劇団テアトロ・ポックル代表。旭川人形劇人協議会代表。2019年9月25日逝去。享年74歳。子どもの頃より人形劇団どんぐりとして人形劇に親しむ。1967年人形劇団テアトロ・ポックルに入団（'98年代表就任）。'68年日本の人形劇フェスティバル発祥地の旭川で、沖縄代表を迎えた「全日本人形劇フェスティバル（北海道人形劇フェスティバル10周年記念）」を機に、旭川開催の道フェスの中心的人物として50年にわたり関わる。特に、'99年第40回では実行委員長となり野外テントを設営、3ヶ月のロングラン公演を「夢テント」の愛称で開催した。また常盤公園隣接地に開設した「ちいさな人形劇場」での定期公演（'71〜74年）や、国内外の人形劇公演「旭岡ライブ」企画（'00〜'06年）のほか、全国の人形劇人のための調光・音響機器を製作するなど人形劇を広く愛した。趣味でソーラーカーを自作しオーストラリア大会に３度出場という多彩な一面も。'84年第13回ウニマ大会（ドレスデン）に参加。'88年の世界人形劇フェスティバル88/人形劇カーニバル‘88飯田に、代表作となる『ゆきおんな』で上演参加。同作品で'03年に劇団創立50周年記念をプーク人形劇場で、10年には韓国で公演を行った。その後、難病に侵され闘病を続けていたが、'19年、第60回北海道人形劇フェスティバルin旭川の最中、帰らぬ人に。代表作:『ゆきおんな』『三匹のこぶた』『だるまちゃんとてんぐちゃん』『なかよし』など。§山崎靖明（やまさき・やすあき）劇団影法師代表。ウニマ会員。2019年10月7日逝去。享年66歳。（株）笑う猫代表取締役、APPN-JAPAN理事長、（公社）日本児童演劇協会理事、アシテジ日本センター理事、日本人形劇人協会理事などを務める。23歳から3年間、児童青少年演劇について研鑽を積み、影絵の魅力にとりつかれ、影絵を大きなスクリーンで全国の子どもたちに観せたいと、早稲田大学の影絵劇研究会有志の協力を得て、『どん太の冒険』を制作。1978年、劇団影ぼうしを立ち上げ、影絵人形劇、人形劇を制作。88年より、国内はもちろん、27回の海外公演と、23作品の国際共同制作をプロデュース。40年間で54作品を制作。主なプロデュース作品：『スイミー』『モチモチの木』日中合作『三国志』『竹取物語』日独合作『性その演劇的アプローチ』『ザ・ヒーローズ』日中韓合作『GOKU』日本・アセアン『PRISM』「99国際児童青少年演劇アジア大会」「世
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