- 143 -人形劇団体の記録Ⅲ：その他の人形劇団体し公演することで、施設をＰＲするとともに、子どもたちが北海道の歴史や文化について学ぶ機会を与えた。8月にはいいだ人形劇フェスタ、12月には福島やこぐま座にて公演を行った。▼11月17日 子どもの権利条例10周年記念イベント～子どもにやさしいまちを考える～やまびこ座・こぐま座プロデュース 巨大人形劇「ピノキオ」の上演 札幌市が主催する、子どもの権利条例施行10周年イベントの中で、やまびこ座・こぐま座で育成する小学生のこども人形劇団、中高校生のパペットユーススクールや大学生が、札幌で活躍する専門スタッフやアーティストと共に、巨大人形劇「ピノキオ」を上演した。▼ ’20年2月7～9日 冬の野外人形劇 「マルシュカと12の月」 中島児童会館・こぐま座連携事業、そして「雪あかりin中島公園タイアップ事業」として今年も中島公園の中で冬の野外人形劇を実施した。野外人形劇をとおして、市民の方々へ中島児童会館・こぐま座を知っていただくとともに、日頃から中島児童会館・こぐま座で活動している子どもたちの活動の発表の場とすることができた。▼11月23～24日 ［共催事業］第48回札幌人形劇祭 人形劇の質的向上をめざし、道内で活動している人形劇団による、コンクール形式の連続公演。経験豊かな審査員と観客によって審査が実施された。大人部門（初心者の部・一般の部）・こども部門合わせて、26劇団が参加した。[海外交流] ▼「総合芸術作品・人形劇『OKHOTSK（オホーツク）』欧州公演」を実施。昨年度やまびこ座30周年記念事業の中で上演を行ったポーランドの劇団より招聘を受けたことをきっかけに、OKHOTSK総監督であるチェコ在住の沢則行氏のコーディネートにより、チェコ、ポーランド、スロバキアの3ヶ国で上演を行った。さらに、チェコのプラハ国立芸術アカデミーからの依頼を受け、日本の伝統芸能である人形浄瑠璃のワークショップを授業の一環として実施した。そのほかポーランドの人形劇フェスティバルやスロバキアでも上演やワークショップを通じ人形浄瑠璃を紹介するなど日本文化を身近に感じてもらう機会を設定し、それぞれの文化の相互理解を深め、将来に渡っての平和的な国際交流を行った。▼「人形浄瑠璃体験ワークショップ」アメリカ・ポートランド市高校生１２名を対象とした人形浄瑠璃ワークショップを実施した。海外留学生と、やまびこ座で活動をする中高生「ざ・にんぎょうじょうるりユースクラス」との交流事業として実施した。[劇場データ] 公演日数117 ステージ数175 上演団体数124 観客人数13,800◆日本児童・青少年演劇劇団協同組合(児演協)Japan Union of Theatre Companies for Children and Young People [全国団体] 63団体（吉田明子）/2001年創立/東京都新宿区[URL] http://www.jienkyo.or.jp/[eMail] info@jienkyo.or.jp◆（公財）松竹大谷図書館Shochiku Otani Library[研究] （大谷信義）/1956年創立/東京都中央区[URL] http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/◆全国専門人形劇団協議会（全人協）Japan Puppet Theater Conference （Foundation）[全国団体] 45団体（鶴巻靖子）/1997年創立/東京都新宿区
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