- 86 -スJoan Baixas、 そして ジョアン・ミロJoan Miró と「モリ・エル・メルマ」。どうですか。歴史上の名前を挙げていくのは有益です。新しい世代が確実に演劇の魔法にかかりつづけているのがわかります。観客も同様です。ここに継続性があるのです。継続性があれば、未来があります。ウニマ会長ダディ・プドゥンジーDadi Pudumjeeは初めてヨーロッパ以外から選出された会長であり、ウニマがグローバル化に成功している象徴として非常に意味があります。国際化すれば、未来があります。しかし、人生はたやすいものではありません。人類にとって、人形劇を選んだ芸術家にとって、たやすかったことはありません。きびしければきびしいほど、人類にもクリエーターにも慰めと喜びが必要になります。だから、芸術家を支援して育成するウニマの使命は非常に重要なのです。過去の芸術家として未来の芸術家へ、私は伝えたいのです。みなさんが笑いや涙をもって観客を楽しませるのを妨げるものは何もありません！大切なことを伝えて、記憶に残るような新しい形を表現して、安易なことをせずに挑戦してください！知識や伝統や職人技を守り、実現するために必要な技術や操演、そして動作の真実を学んでください。自分の手段が洗練されれば、人の脳や心に届くチャンスが大きくなります。「作品は、見えるようになった愛である」と、詩人カリール・ジブランKahlil Gibranは言いました。団体としてのウニマに将来ウニマはどうなるのでしょうか？ どのような特質がウニマの活動を決めるのでしょうか？ ウニマは宗教ではありません。人形劇のように小さなものです。私は、ウニマは今のまま、非官僚的であってほしいと思います。世界の人形劇芸術家や愛好家が連絡を取り合って交流するような、国境を越えた組織であり続けてほしいと思います。人形劇のための国際組織が、自然な運命を生き延びますように。倫理と社会正義と業界の事業と若年層のための活動で、高みに至るまで。必要なときには連帯を牽引する存在でありますように。今、現在と明日の活動分野を語らせていただきました。ウニマという老婦人は世界の鏡です。私たちの中にある善も悪も見せつけます。90歳まで生き延びたということは、災いを避ける何かを持ち合わせているに違いありません。それは、無私の精神でしょうか？いずれにしても、未来はすでにここにあります。今日、みなさんが何をし
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