- 78 -への自分の道を自由に選べるようにする。包括的教育•様々な広がりをもった芸術的実践へのアプローチ：創作実践・シナリオ表記ワークショップ•造形美術の実践：空間・素材・オブジェに対しての感性を養う•観察力と想像力を磨く多分野に亘る教育：私の教育概念の中で本質的かつ最優先原則•多様な芸術的実践を積み重ねることで、学生に幅広い知識を獲得させ、舞台芸術の選択範囲の可能性を広げ、引いては将来の仕事や自分の適性に近い仕事への選択を可能にする。•学生に舞台活動に付随する技術機材を慣れさせる：照明・音響・視覚映像•学生に事務管理、マネージメント、ビジネス・創作および配給システムの中に導いて行く。師弟教育プログラムが明確で事前整備され、想像性を開き、演劇として通用する為の新しいアイデアを準備するようなしっかりとした枠組みを持った学校を私は支持します。生徒の身分規定についても疑問が当然投げ掛けられるでしょう。演劇は素晴らしいと共に責任のある職業です。 それを誰が教授するのか？技術教育課程において常任教授が必要であったので、私は創作に従事するプロに広くその門戸を開きました。 演出家、造形美術作家や実力のある人形師、つまり自分の情熱と知識を余すことなく与え、演劇の見解を自己規制でき、学生たちに芸術への覚醒が出来る人を歓迎したのです。また、異なる様々な文化圏から師を迎えています。個々人の探求に十分に対応しうる基礎分野をもち、演劇の将来的展望を開くために過去と現在の掛け橋の上にこそ学院のあるべき方向が築かれます。学び舎の基本的な考え方、教育の方法手段、カリキュラムの良し悪しは結局、卒業後にその有効性が確認されるのです。理想の学校などありません。学生と優れたマイスターがいるのです。訳 渡邊佳子
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