報告Ⅱ：出版物リスト- 105 -教育の在り方に新たな光をあてる労作。◎ 人形遣いの稽古、実演のエスノグラフィーから「わざ」のあり方と発展を考察する。◎ 近代の教育現場から排除されてきた「身を投じた学びの可能性」を見出し、教育の在り方に新たな光をあてる。2017年度（平成29年度）○書 名：カラープリントパネルシアター「たまごをポン！～たまごでおりょうり～」著 者：わけみずえ発行日：2017年1月31日発行者：大東出版社内 容：Pペーパーにあらかじめ絵人形がカラープリントされています。ハサミで切りとって、すぐに使えます。人気の手遊びがパネルシアターになりました。2018年度（平成30年度）○書 名：「グラフィックデザイナー 土方重巳の世界」著 者：古き良き文化を継承する会発行日：2018年10月8日発行者：開発社内 容：土方重巳とは1915（大正4）年に生まれた土方重巳は、戦前の東宝映画や文化映画のポスターを手がけた。戦後、名作映画のポスターやバレエ、オペラ、芝居、人形劇など舞台芸術のデザインも手がけ、飯沢匡との出会いにより、絵本やTV番組など、子ども向けの仕事を行う。そのなかで、NHKのTV番組「おかあさんといっしょ」がスタートすると人形劇「ブーフーウー」のキャラクターをデザイン。その後、多くの名作絵本も描いた。また、企業のためのデザインも数多く手がけ、なかでも佐藤製薬のキャラクター「サトちゃん」は現在も使われている。○書 名：「地方戯曲和皮影戯――日本学者華人戯曲曲芸論文集」著 者：氷上正・山下一夫発行日：2018年8月発行者：博揚文化（台湾）内 容：中華圏の演劇・人形劇を研究対象とする日本の複数の研究者が集まり、中国語で執筆・出版した論文集。 ○書 名：「台湾ローカル文化と中華文化」 著 者：氷上正・山下一夫・千田大介・吉川龍生発行日：2018年11月発行者：好文出版内 容：台湾の人形劇の状況や、中華圏の影絵人形の形状について、一般向けに解説を行ったブックレット。執筆者はいずれも慶應義塾大学所属の研究者。 ○書 名：「中華圏の伝統芸能と地域社会」 著 者：石光生・邱一峰・山下一夫・氷上正・戸部健・千田大介・平林宣和・佐藤仁史発行日：2019年2月発行者：好文出版内 容：中華圏の演劇・人形劇を研究対象とする日本の複数の研究者が集まって執筆・出版した論文集。
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